研磨工場が、Webの仕事をはじめた理由
技術があるのに、知られていない。
それは、もったいない。
松本研磨工業は、1967年から川崎で金属を磨いてきた小さな工場です。マツケンスタジオを担当する私は、その社長の息子です。鏡のように仕上げる父たちの技術には、今も誇りを持っています。
一方で私自身は、上場企業に勤めるなど、10年以上デジタルマーケティングの仕事をしてきました。マーケターとして企業のオウンドメディアを50万PVまで育て、数百社の集客をお手伝いし、1,000万人以上が使うサービスのマーケティングも担当してきました。
その目で家業を見たとき、もどかしさを感じました。いい技術があるのに、それを知ってもらう手段がほとんどない。町工場の仕事は長く紹介や付き合いが中心でしたが、いまは発注する側も、まずインターネットで探します。
そこで、まず自分の家のサイトを一つずつ直すことから始めました。文字の読みやすさ、最初に目に入る画面、検索で見つけてもらうための書き方。担当者も大きな予算もない中で、何から手をつけるかを考えながら進めてきました。その結果、有効なお問い合わせの数は3倍に増えました。
やってみて分かったのは、同じように困っている町工場や職人、小さな会社がたくさんあるということです。大きな会社のやり方をそのまま持ち込んでも、うまくいきません。予算も人手も限られた中で、何を優先するか。その両方を知っているからこそ、できるお手伝いがあると考えました。
マツケンスタジオは、そうして生まれた松本研磨工業の新しい事業です。金属を少しずつ磨いて光らせるように、あなたの会社の良さを、分かりやすい言葉で、無理のない範囲から磨いていきます。