起業したらホームページは必要?いつ作るか、最初に載せることと実績がない時期の見せ方
公開日 | マツケンスタジオ 責任者
- 起業したらホームページが必要になる場面と、後回しでもよい場面
- 開業前・開業直後・軌道に乗ってから、それぞれ作るときの良し悪し
- 最初に載せることと、実績がない時期に信頼を伝える工夫、小さく始める方法
ホームページのご相談は無料です
会社を立ち上げる、個人事業主として独立する。起業の準備では、登記や開業届、口座、名刺、資金の準備など、やることが次々に出てきます。その中で「ホームページはいつ作ればいいのか」「そもそも今すぐ必要なのか」と迷う人は少なくありません。お金も時間も限られている時期なので、迷うのは当然です。
この記事では、起業したらホームページは必要か、いつ作るとよいかを、制作する側の目線で整理します。必要な場面と後回しでよい場面、開業前・開業直後・軌道に乗ってからの違い、最初に載せること、実績がない時期に信頼を伝える工夫、小さく始める方法、SNSやGoogleマップとの役割分担、自分で作るか頼むか、起業直後によくある失敗まで紹介します。とくに、会社や事業者を相手に仕事をする(BtoBの)人を中心に書いています。
起業したら、ホームページは必要か
結論からいうと、起業したらホームページは「あったほうがよい場面が多い」ものの、全員が開業日までにそろえなければならないものではありません。必要かどうかは、仕事の取り方と、相手がどうやって自分を確かめるかで変わります。
| 早めに必要になりやすい | 後回しでもよいことが多い | |
|---|---|---|
| 仕事の取り方 | 知らない会社から新しく仕事を取りたい。営業や紹介のあと、相手が社内で検討する | 前の勤め先や知り合いから、すでに仕事が決まっている |
| 相手 | 会社が相手で、取引の前に担当者や上司が確かめる | 長い付き合いがあり、人柄も仕事ぶりも知られている |
| 仕事の中身 | 言葉で説明しないと伝わりにくい。できることがいくつかある | 相手がすでに中身を分かっている |
| 今後の予定 | 補助金や融資の申し込み、人の採用を考えている | 当面は一人で、決まった相手とだけ仕事をする |
左の列に当てはまるものが多いなら、早めに用意しておくほうが動きやすくなります。とくに会社を相手にする仕事では、初めて取引する相手のことを、担当者がホームページで確かめるのはよくあることです。名刺をもらったあとに会社名や屋号で検索して、何も出てこない。それだけで「本当にある会社なのか」と思われてしまうことがあります。
一方で、右の列に当てはまる人は、開業日に間に合わせることにこだわらなくてもかまいません。最初の仕事が決まっていて、相手もあなたのことを知っているなら、まずは仕事を回すことを優先し、落ち着いてから作る、という順番でも困らないことが多いでしょう。ホームページがない状態で困ること・困らないことは、ホームページは必要か?でもくわしく紹介しています。
ただし、後回しにする場合も、あとで紹介するドメイン(ホームページのアドレス)だけは早めに取っておくことをおすすめします。ホームページそのものは後からでも作れますが、使いたいアドレスは、ほかの人に先に取られると使えなくなるためです。
起業すると、会社名や屋号を検索される
起業したばかりの時期は、思っている以上に、会社名や屋号、代表者の名前で検索されます。たとえば、次のような場面です。
- 初めての取引先が確かめるとき:見積りを頼む前や、契約を結ぶ前に、相手の担当者が「どんな会社か」「どこにあるか」を調べます。社内の稟議(上司に承認をもらう手続き)で、取引先の説明を求められることもあります。
- 融資や補助金を申し込むとき:事業計画書などで事業の中身を説明するときに、ホームページがあれば、事業の内容をまとめて見てもらえる材料になります。何を重く見るかは金融機関や制度によって違いますが、事業の姿が外から分かることは、説明の助けになります。
- 紹介を受けたとき:知り合いから「こういう人がいる」と紹介された相手は、連絡する前に名前で検索して、どんな仕事をしている人かを確かめます。
- 人を採るとき:求人を見た人は、応募の前に会社のホームページを見に来ます。
どの場面でも、相手が知りたいのは「何をしている会社か」「誰がやっているのか」「連絡して大丈夫か」です。立派なデザインよりも、この3つに答えられることが大切です。起業したばかりのホームページは、集客の道具である前に、自分の事業を確かめてもらう場所だと考えると、何から作ればよいかが見えてきます。
いつ作るか:開業前・開業直後・軌道に乗ってから
ホームページを作る時期は、大きく分けて3つ考えられます。それぞれに良いところと気をつけたいところがあります。
| 時期 | 良いところ | 気をつけたいところ |
|---|---|---|
| 開業前 | 開業日から名刺やあいさつ状にアドレスを載せられる。開業の案内にも使える | 事業の中身がまだ固まっていないことがある。準備の作業と重なって忙しい |
| 開業直後 | 実際に動き始めてから、よく聞かれることや相手の反応を反映できる | 仕事が始まると、作る時間をとりにくい。その間、検索しても何も出てこない |
| 軌道に乗ってから | 実績や事例がそろい、伝えることがはっきりしている。費用もかけやすい | それまでの間、確かめに来た相手に何も見せられない |
開業前に作る場合
開業前に作るよい点は、開業日からホームページのアドレスを、名刺やメールの署名、開業のあいさつに入れられることです。営業を始めた初日から「調べられたときに見せるもの」があるのは、会社を相手にする仕事では心強いことです。
気をつけたいのは、開業前は、誰に何を売るかがまだ動いていることが多い点です。準備を進めるうちに、事業の中身や料金の考え方が変わることはよくあります。最初から作り込みすぎず、あとで直しやすい形にしておくのがおすすめです。
開業直後に作る場合
開業して何件か仕事や問い合わせを受けると、相手が何を気にするのか、どこで迷うのかが分かってきます。それをホームページに反映できるのが、開業直後に作るよい点です。一方で、仕事が始まると、文章を考えたり写真を用意したりする時間がとりにくくなります。開業直後に作るつもりなら、開業前のうちに、載せたい内容のメモや写真だけでも集めておくと進めやすくなります。
軌道に乗ってから作る場合
仕事が回り始めてから作ると、事例や実績を載せられるので、内容の濃いホームページになります。ただ、それまでの間は、確かめに来た相手に何も見せられません。軌道に乗ってから本格的に作るつもりでも、開業のときは1ページだけ用意しておき、あとで広げるという進め方なら、両方のよいところを取り入れられます。
どの時期を選ぶにしても、「最初から完成形を作ろうとしない」ことが、起業したばかりの時期にはいちばん大切です。事業の中身が変われば、ホームページも変わります。直しながら育てていく前提で考えましょう。
最初に載せること
起業したばかりのホームページに、たくさんのページは必要ありません。まずは、次の6つがそろっていれば、確かめに来た人の疑問にはおおむね答えられます。
| 内容 | 載せること | ポイント |
|---|---|---|
| 1. 何の事業か | 事業の内容を、ひと言で | 最初の画面で「何をしている会社か」が分かるようにする |
| 2. 誰に何を提供するか | どんな業種・規模の相手に、どんな仕事を引き受けるか | 相手が「自分たちのことだ」と思えるように、具体的に書く |
| 3. 代表者の経歴 | 名前、顔写真、これまでの仕事の経験 | 実績が少ない時期は、ここが信頼の中心になる |
| 4. 料金の考え方 | 料金の目安、または何で金額が決まるか | 金額を出せない場合も、決まり方を書いておく |
| 5. 実績の見せ方 | これまでの経験、手がけられる仕事の例 | 開業前の経験も、書き方を工夫すれば材料になる |
| 6. 連絡先 | 会社名や屋号、所在地、電話、メール、問い合わせフォーム | どのページからでも、すぐにたどり着けるようにする |
「何の事業か」と「誰に何を」を、いちばん先に
起業したばかりのホームページでよく見かけるのが、きれいな写真と「お客様の未来に寄り添う」といった言葉だけがあり、何の仕事なのかが分からないものです。開いた人は、数秒で「自分に関係があるか」を判断します。どんな相手の、どんな困りごとを、何で解決するのかを、最初の画面で短く書きましょう。
起業したばかりのころは、仕事の幅を広く見せたくなります。ただ、何でもできると書くと、かえって何が得意なのかが伝わりません。まずは、いちばん頼まれたい仕事にしぼって書き、ほかの仕事は「こんなことも相談できます」と添える程度にするほうが、相手に届きやすくなります。
料金は「決まり方」だけでも書く
会社を相手にする仕事では、案件ごとに金額が変わることが多く、料金を載せにくいこともあります。それでも、何も書かないと、相手は「問い合わせたら高い金額を言われるのでは」と不安になります。金額の目安を出せるなら出し、出せない場合も「量、期間、どこまで任せるかで決まります」「見積りは無料です」など、金額がどう決まるかを書いておくと、問い合わせのハードルが下がります。
個人事業主の所在地はどうするか
自宅で開業した個人事業主の場合、住所をどこまで載せるかで迷うことがあります。訪問を受けない仕事なら、市区町村までにとどめる、レンタルオフィスなど事業用の住所を使う、といった方法もあります。どこまで載せるかは事業の内容によって違うので、取引先から何を求められそうかを考えて決めましょう。
実績がない時期に、信頼を伝える工夫
起業したばかりの人がいちばん悩むのが、「載せられる実績がない」ことです。ただ、実績がないことを隠そうとして中身のないホームページにするより、今ある材料を正直に、ていねいに見せるほうが、会社を相手にする仕事では信頼につながります。使える材料は、思っているより多くあります。
1. これまでの経歴を、仕事の言葉で書く
起業する前に、勤め先でどんな仕事をしてきたか。何年くらい、どんな業界の、どんな相手と仕事をしてきたか。これは、起業したばかりの人にとって、いちばん大きな材料です。「〇〇業界で営業を10年」といった経歴だけでなく、その経験で、どんなことができるのかまでつなげて書くと、相手が仕事を頼む姿を想像しやすくなります。前の勤め先の取引先名や案件の中身は、守秘の約束がある場合も多いので、出してよい範囲で書きましょう。
2. 資格や、所属している団体
仕事に関係する資格や、加入している業界団体、受けてきた研修などは、客観的な材料になります。ただ、資格名を並べるだけでは伝わりにくいので、その資格があることで何ができるのかをひと言添えます。
3. 仕事の進め方
相談を受けてから、見積り、打ち合わせ、作業、納品、そのあとのやりとりまで、どんな順番で進めるのかを書いておきます。初めて頼む相手にとって、「頼んだらどうなるのか」が分かることは、実績と同じくらい安心につながります。返事をいつまでに返すか、どこまで対応するかも書いておくと、さらに伝わります。
4. よくある質問
「どのくらいの量から頼めるか」「どの地域まで対応できるか」「急ぎにも対応できるか」など、相手が気にしそうなことを先に答えておきます。開業前なら、準備の段階で知り合いや見込みのお客様から聞かれたことを集めておくとよいでしょう。答えがていねいなほど、仕事のていねいさも伝わります。
5. 代表のあいさつ
なぜこの事業を始めたのか、どんな相手の役に立ちたいのか。起業したばかりの会社では、代表者その人が、会社そのものです。顔写真とあわせて、自分の言葉であいさつを載せておくと、「この人に頼んでみよう」と思ってもらうきっかけになります。
そして、仕事を一つ終えたら、相手の了解を得たうえで、事例として少しずつ足していきます。最初は1件でもかまいません。実績は、あとから育てていけばよいのです。
最小限から始める
起業したばかりの時期は、お金も時間も限られています。最初から何十ページものホームページを作る必要はありません。まずは1ページ、または数ページから始めて、仕事が増えるのに合わせて広げていく方法が向いています。
| 1ページで始める | 数ページで始める | |
|---|---|---|
| 形 | 事業内容、代表者、料金の考え方、問い合わせなどを1ページに並べる | トップ、事業内容、代表者・会社概要、問い合わせなどに分ける |
| 向いている人 | 事業が一つにしぼれていて、とにかく早く公開したい | 事業がいくつかある、あとで事例や採用を足したい |
| 気をつけたいこと | 内容が増えると長くなり、読みにくくなる | ページが増える分、用意する文章や写真も増える |
1ページのホームページは、LP(ランディングページ)と同じ形です。LPとホームページの違いはLP(ランディングページ)とは?で、ページ数の決め方はホームページは何ページ必要?で紹介しています。名刺代わりとして最低限そろえたい内容は、ホームページは名刺代わりで十分?も参考になります。
1ページで始める場合も、あとでページを足せる作りにしておくことが大切です。仕事が増えて事例を載せたくなったとき、人を採りたくなったときに、作り直しにならずに済みます。費用をどう考えるかは、開業のホームページ費用はいくら?内訳・作り方別の比較と使える補助金でくわしく紹介しています。
SNS・Googleマップとの役割分担
起業したばかりの時期は、「SNSがあればホームページはいらないのでは」と考える人もいます。SNSもGoogleマップも無料で始められ、役に立つ道具です。ただ、それぞれ得意なことが違います。
| 得意なこと | 苦手なこと | |
|---|---|---|
| ホームページ | 事業の内容、経歴、料金の考え方、進め方などを、まとめて整理して見せる。自分で内容と形を決められる | 作っただけでは、知らない人に見つけてもらいにくい |
| SNS | 日々の様子や考え方を発信し、人柄を伝える。知り合いに広げてもらう | 投稿が流れていくので、基本の情報を探しにくい。サービスの仕様の変更に左右される |
| Googleマップ(Googleビジネスプロフィール) | 会社名や地域で検索した人に、所在地や連絡先、営業時間を見せる | 載せられる情報の形が決まっていて、事業をくわしく説明しにくい |
おすすめは、ホームページを「まとめの場所」にして、SNSやGoogleマップからそこへつなぐ形です。SNSのプロフィールやGoogleビジネスプロフィールにホームページのアドレスを載せておけば、興味を持った人が、くわしい内容を確かめに来られます。
Googleビジネスプロフィールは、店舗を持たない仕事でも使えます。お客様のところへ出向いて仕事をし、自分の住所では応対しない「非店舗型ビジネス」の場合、Googleのヘルプでは、プロフィールから住所を削除し、サービスを提供する地域を設定するよう案内されています。自宅で開業した人も、住所を出さずに登録できるということです。整え方はGoogleマップで選ばれる会社の共通点で紹介しています。マツケンスタジオでは、Googleマップの登録や整備からお手伝いできます。
自分で作るか、頼むか
ホームページは、ひな形を選んで文章と写真を入れるサービスを使えば、自分でも作れます。起業したばかりで費用を抑えたい時期には、自分で作るのも一つの方法です。
| 自分で作る | 制作会社に頼む | |
|---|---|---|
| よいところ | 費用を抑えやすい。思い立ったときに、自分で直せる | 伝えることを一緒に整理してもらえる。作業を任せて、本業に時間を使える |
| 気をつけたいこと | 作業の時間がかかる。何をどう書くかも、自分で考える必要がある | 制作の費用がかかる。直したいときの頼み方を決めておく必要がある |
自分で作るときにいちばん難しいのは、操作よりも「自分の事業を、知らない人に分かる言葉で説明すること」です。自分で作る場合の進め方と注意点は、ホームページを自分で作るには?で紹介しています。
頼む場合は、ドメインとサーバーの名義が誰になるのか、公開後に直したいときにどうすればよいのかを、最初に確かめておきましょう。マツケンスタジオでは、ドメインとサーバーはお客様の名義のままで進め、最初の相談から公開後まで同じ担当が受け持ちます。文章は話を聞いてこちらでつくることもできるので、「何を書けばいいか分からない」段階から相談できます。料金は、1ページ(LP)が15万円から、2〜5ページが30万円から、6〜20ページが60万円から、21ページ以上はお見積りです。期間の目安は、1ページ(LP)で数週間から1か月ほど、会社のホームページで1〜3か月ほどです。開業日に間に合わせたい場合は、この期間を逆算して早めに相談するのがおすすめです。
ドメインは早めに取る
ホームページを作るのが少し先になる場合も、ドメインは早めに取っておくことをおすすめします。ドメインは早い者勝ちで、使いたい名前をほかの人が先に取ると、その名前は使えなくなるためです。名刺やメールアドレス、会社案内にも同じドメインを使うので、あとから変えると刷り直しや連絡の手間がかかります。
会社を作る人がよく選ぶのが「co.jp」です。JPドメイン名を管理する日本レジストリサービス(JPRS)によると、co.jpは日本国内で登記している会社などが登録でき、原則として1つの組織で1つです。登記の前でも、6か月以内に会社を設立する予定であれば「仮登録」ができ、期間内に設立して本登録の手続きをすれば、そのまま使い続けられます。期間内に本登録をしないと、ドメインは廃止になります。
個人事業主の場合は、co.jpは登録できませんが、「.jp」や「.com」などは選べます。JPRSによると、「.jp」は日本国内に住所がある個人や団体であれば、誰でもいくつでも登録できます。あとで法人にする予定がある場合は、その時にco.jpを取り直すこともできますが、アドレスが変わる手間を考えて選びましょう。
ドメインとサーバーの仕組みや選び方は、ドメインとサーバーとは?で紹介しています。会社設立のときに、ドメインやメール、Googleビジネスプロフィールなど、Webまわりで何をどの順番で準備するかは、会社設立でホームページはいつ作る?ドメインからSNSまで、Web準備のチェックリストにまとめています。
起業直後によくある失敗
起業したばかりのホームページで、よく見かける失敗を挙げます。どれも、少し気をつければ防げるものです。
1. 作り込みすぎて、公開が遅れる
最初から完璧なものを作ろうとして、文章や写真がそろわず、いつまでも公開できない。起業直後に多い失敗です。まずは最低限の内容で公開し、あとから足していくほうが、確かめに来た人に何も見せられない期間を短くできます。
2. 何の事業か分からない
雰囲気のある写真と抽象的な言葉だけで、何の仕事なのかが分からない。開いた人が最初の画面で事業の中身を分かるように、短い言葉で書いておきましょう。
3. 実績がないことを隠そうとして、中身が薄くなる
実績を載せられないからと、会社名と連絡先だけのホームページにしてしまう。経歴、進め方、よくある質問、代表のあいさつなど、今ある材料を使えば、実績がなくても伝えられることはたくさんあります。
4. ドメインやアカウントの名義が自分にない
知り合いや業者に任せきりにして、ドメインやサーバー、ホームページを作ったサービスのアカウントが、自分の名義になっていない。あとで頼む先を変えたいときや、相手と連絡がとれなくなったときに困ります。契約するものは、自分か自分の会社の名義にしておくのが基本です。
5. 作ったまま、情報が古くなる
事業の中身や料金、住所、電話番号が変わったのに、ホームページが開業したときのまま。起業してしばらくは、事業の形が変わりやすい時期です。変わったときにすぐ直せるように、誰がどう直すのかを決めておきましょう。社内で直すのが難しい場合、マツケンスタジオでは月額のサポートで代わりに更新することもできます。
6. スマホで見づらい
名刺を受け取った人が、その場でスマホから検索することはよくあります。スマホで開くと文字が小さい、横にはみ出す、といったホームページは、それだけで読むのをやめられてしまいます。画面の幅に合わせて見た目が変わる作りにしておきましょう。
まとめ
起業したらホームページは、とくに会社を相手に仕事をする人にとって、あったほうがよい場面が多いものです。初めての取引先が確かめるとき、融資や補助金で事業を説明するとき、紹介を受けた相手が調べるとき、会社名や屋号で検索されます。一方で、最初の仕事が決まっていて相手もあなたを知っているなら、開業日に間に合わせることにこだわらなくてもかまいません。
作る時期は、開業前、開業直後、軌道に乗ってからのどれにも良し悪しがあります。迷ったら、開業のときは1ページだけ用意し、仕事が増えるのに合わせて広げていく方法がおすすめです。最初に載せるのは、何の事業か、誰に何を提供するか、代表者の経歴、料金の考え方、実績の見せ方、連絡先の6つです。実績がない時期は、経歴、資格、進め方、よくある質問、代表のあいさつで信頼を伝えましょう。
ホームページを作るのが先になる場合も、ドメインだけは早めに取っておきます。SNSやGoogleマップからホームページにつなぎ、名義は自分のものにしておく。事業の成長に合わせて、直しながら育てていきましょう。
よくある質問
すぐでなくてもかまいません。知らない会社から新しく仕事を取りたい場合や、取引先が社内で検討する仕事では早めにあると動きやすくなります。最初の仕事が決まっていて相手もあなたを知っているなら、落ち着いてから作る順番でも困らないことが多いです。ただし、ドメインだけは早めに取っておくのがおすすめです。
開業前に作ると、開業日から名刺やあいさつにアドレスを載せられます。開業後に作ると、実際に聞かれたことや相手の反応を反映できます。迷う場合は、開業のときに1ページだけ用意し、仕事が増えるのに合わせてページを足していく方法がおすすめです。
起業する前の経歴を、どんな仕事ができるかにつなげて書くのがいちばんの材料になります。あわせて、資格、仕事の進め方、よくある質問、代表のあいさつを載せると、初めての相手にも安心してもらいやすくなります。仕事を終えたら、相手の了解を得て事例を少しずつ足していきましょう。
SNSは人柄や日々の様子を伝えるのに、Googleマップは所在地や連絡先を見せるのに向いています。ただ、事業の内容や経歴、料金の考え方などをまとめて整理して見せるのはホームページが得意です。ホームページをまとめの場所にして、SNSやGoogleマップからつなぐ形がおすすめです。
JPRSの仮登録という制度で、6か月以内に会社を設立する予定であれば、登記の前でもco.jpを登録できます。期間内に設立して本登録の手続きをすれば、そのまま使い続けられます。期間内に本登録をしないと、ドメインは廃止になります。
頼めます。マツケンスタジオでは、文章を話を聞いてこちらでつくることもできるので、何を書けばよいか分からない段階から相談できます。料金は1ページ(LP)15万円から、2〜5ページ30万円からで、期間の目安はLPで数週間から1か月ほどです。開業日に間に合わせたい場合は、早めにご相談ください。
「何から始めればいいか分からない」という段階でも大丈夫です。町工場発のマツケンスタジオが、ドメインの取得から公開後の更新まで、まるごとお手伝いします。いまは毎月3社まで、特別な価格で制作する「事例づくりモニター」も受け付けています。