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工場のホームページの作り方|町工場が取引先と求職者に選ばれるページ構成

公開日  / 更新日  | マツケンスタジオ 責任者

この記事で分かること
  • 工場のホームページを見ている4種類の人と、ページ構成・トップページで伝えること
  • 工場の写真の撮り方、品質・認証の書き方、採用ページと工場見学の案内
  • BtoBの問い合わせの入口、更新の続け方、作り方の選択肢と費用の考え方、よくある失敗

ホームページのご相談は無料です

町工場や中小の工場は、長い付き合いの取引先や紹介で仕事が回っていることが多く、「ホームページは名刺代わりに一応ある」という会社も少なくありません。けれども、新しい取引先を探したいとき、若い人を採用したいとき、相手はまず会社の名前を検索して、ホームページを見に来ます。そこで何ができる工場なのかが分からないと、話はそこで止まってしまいます。

この記事では、制作する側の目線で、工場のホームページ全体の作り方をまとめます。誰が見ているのか、どんなページを用意するか、トップページで何を伝えるか、写真の撮り方、品質や認証の書き方、採用ページ、工場見学の案内、問い合わせの入口、更新の続け方、作り方と費用の考え方、よくある失敗までを、順番に紹介します。加工・部品・組立・食品など、業種を問わず使える内容にしています。

見る人を4つに分けるできることを最初に安全な写真をそろえる認証は正確に書く採用は一日の流れ入口を目的別に分ける

工場のホームページを見ている4種類の人

工場のホームページは、知りたいことがまったく違う人たちが、同じサイトを見に来ます。最初に「誰が、何を確かめに来るのか」を整理しておくと、載せる内容と順番が決めやすくなります。

見ている人確かめていること主に見るページ
取引先(購買・設計・品質の担当)何ができるか、どんな材料や大きさに対応できるか、品質の管理、量と納期の目安、相談の窓口トップ、事業・技術、設備・事例、品質、会社概要、問い合わせ
求職者とその家族仕事の中身、給与と休み、働く場所の様子、安全の取り組み、教え方採用、働く人の声、工場の写真
地域の人・学校何を作っている会社か、工場見学やインターンシップの受け入れ、地域との関わり会社案内、工場見学、お知らせ
金融機関・行政・取引先の審査担当会社の基本情報、沿革、所在地、代表者、許認可や認証会社概要、沿革、品質・認証

とくに見落とされやすいのが、4つ目の人たちです。新しい取引を始めるとき、取引先の社内では、取引先の登録や審査のために会社概要を確かめることがあります。金融機関や行政の担当者が、会社の様子を知るために見ることもあります。派手さはいりませんが、会社概要が整っているかどうかは、信頼に直結します。

4種類の人すべてに一度に話しかけようとすると、どのページもぼやけてしまいます。「新しい取引先を増やしたい」「採用を強めたい」など、今いちばん大事な目的を一つ決め、その人に向けた入口をトップページの目立つ場所に置くのがおすすめです。

工場のホームページのページ構成

中小の工場では、次のような構成がよく合います。最初からすべてをそろえる必要はありません。「まず作るページ」から始めて、少しずつ増やしていけば大丈夫です。

ページ載せること優先度
トップページ何ができる工場か、強み、主な入口(取引の相談・採用)まず作る
事業・技術の紹介できる加工や工程、対応できる材料・大きさ・量、向いている用途まず作る
設備一覧主な設備の種類と台数、対応できる大きさまず作る
事例(実績)どんな相談に、どう応えたか(取引先の名前を出さない形で)まず作る
品質・認証検査の体制、測定の設備、認証を持っている場合はその内容あるとよい
会社概要・沿革会社の基本情報、アクセス、これまでの歩みまず作る
採用仕事の中身、条件、一日の流れ、先輩の声、応募の方法採用する会社は必須
工場見学・地域の取り組み見学の受け入れ、地域との関わりあるとよい
よくある質問小ロット・試作、図面のやり取り、納期など、よく聞かれることあるとよい
お問い合わせ取引の相談、採用の応募、その他の窓口まず作る
お知らせ休業日、設備の導入、展示会への出展などあるとよい

「まず作る」のページだけで6〜8ページほどになります。採用や品質のページを加えると、10ページ前後になることが多いです。ページ数ごとの違いは、ホームページは何ページ必要?でくわしく紹介しています。

設備一覧と事例は、取引先がとくによく見るページです。どんな形で載せると問い合わせにつながるか、取引先の名前を出せないときの書き方は、製造業のホームページに載せたい「設備一覧」と「加工事例」の書き方にまとめています。

トップページで伝えること

トップページを開いた人が、最初の画面でまず知りたいのは「この工場は、自分の困りごとに応えてくれそうか」です。会社のあいさつや理念は大切ですが、最初の画面に置くのは、できることと強みにしましょう。

最初の画面に置きたい3つのこと

  1. 何ができる工場か:「精密部品の切削加工」「金属の板金と溶接、組立まで」「業務用の食品の製造と小分け」のように、ひとことで伝えます。
  2. ほかと違うところ:「試作1個から量産まで」「大きな部品にも対応」「材料の手配から組立まで一つの窓口で」など、選ばれている理由を短く書きます。
  3. 次に進む入口:「取引のご相談」「採用情報」のボタンを、目立つ場所に並べます。

最初の画面の下に置きたいこと

  • 対応できる材料、大きさ、量の目安
  • 主な設備と、事例のいくつか
  • 品質への取り組みや、持っている認証
  • 所在地と、取引の多い地域
  • 働く人の様子と、採用への入口

「高品質」「短納期」「技術力」といった言葉は、どの工場のホームページにも書かれています。言葉だけでは違いが伝わらないので、「いちばん大きくて〇〇mmまで」「試作は図面を受け取ってから〇日ほどが目安」のように、確かな数字や具体的な場面で言いかえましょう。仕上がりの品質は、数字で約束するより、仕上がりの種類と、見本や事例の写真で見せると伝わりやすくなります。

工場の写真の撮り方

工場のホームページでは、写真が多くを伝えます。建物の外観、きれいに整った作業場、働く人の真剣な表情があるだけで、「ちゃんとした工場だ」という印象が伝わります。反対に、写真が少なかったり、暗くて何が写っているか分からなかったりすると、せっかくの技術が伝わりません。

そろえておきたい写真

写真使う場所撮るときのポイント
工場の外観と看板トップ、会社概要、アクセス晴れた日に、建物の全体が入る位置から
作業場の全体トップ、事業・技術片付けと清掃のあとに、明るい時間帯に
設備設備一覧設備の全体が分かる向きで、周りの物をどけて
作業している人トップ、採用手元と表情が分かるように。安全装備を身に着けた状態で
検査・測定の様子品質測定器と測っている人が一緒に入るように
自社で作った見本や試作品事例無地の背景で、大きさが分かる物と一緒に
休憩室や更衣室、食堂採用働く人が気にする場所なので、ありのままを

安全を最優先に撮る

写真を撮るときは、作業の安全が何より大切です。動いている設備のすぐ近くに入り込んだり、撮影のために作業の手を止めずに声をかけたりするのは避けましょう。撮影の日時と場所を前もって現場の責任者と決め、撮ってよい場所と立ち入らない場所を確かめておくと安心です。

写る人には、ヘルメット、保護めがね、手袋、安全靴など、ふだんの決まりどおりの安全装備を身に着けてもらいます。決まりと違う格好の写真が載っていると、取引先や求職者に「安全への意識が低い会社」と受け取られてしまいます。食品の工場であれば、帽子やマスク、作業着など、衛生のための身支度がきちんと写っているかも確かめましょう。

取引先の製品や図面を写さない

工場の中には、取引先から預かった図面や、発売前の製品、取引先の名前が入った箱やラベルがあります。これらが写り込んだ写真を載せると、取引先との約束(秘密を守る約束)に反するおそれがあります。撮る前に周りを片付ける、撮ったあとに一枚ずつ確かめる、迷うものは載せない、という順番を決めておきましょう。

事例に使う写真は、自社で作った見本や、取引先から掲載の許可を得たものだけにします。許可がない場合は、製品の写真の代わりに、加工している様子や検査の様子の写真で、仕事の中身を伝える方法もあります。

写る人の許可をとる

働く人の顔が分かる写真を載せるときは、本人に、どのページにどんな形で載せるかを伝えて、了解を得ておきます。退職したあとの扱いも、前もって決めておくと安心です。スマホで撮るときのコツや、載せる前に確かめたいことは、ホームページに載せる写真と文章の用意のしかたで紹介しています。

品質・認証の書き方

取引先の品質の担当者は、新しい工場と取引を始める前に、品質をどう守っているかを確かめます。ホームページに品質のページがあると、最初の打ち合わせの前に安心してもらえます。

認証がなくても書けること

認証を持っていない工場でも、ふだんの品質の取り組みは書けます。

  • 検査の流れ(材料を受け入れるとき、作っている途中、出荷の前に何を確かめるか)
  • 使っている測定の設備の種類と、測れる項目
  • 検査の結果の記録と、求めに応じて出せる書類(検査成績書など)
  • 不具合が起きたときの連絡と対応の流れ
  • 働く人への教育や、作業の手順書の整備

「品質第一」と書くより、「出荷の前に全数を目で確かめ、寸法は〇〇で測って記録を残しています」のように、具体的に書くほうが伝わります。

ISOなどの認証を持っている場合

ISO 9001(品質マネジメントシステムの国際規格)や、ISO 14001(環境)、ISO 45001(労働安全衛生)などの認証を持っている場合は、その内容を正しく書きましょう。日本では、日本適合性認定協会(JAB)などの認定機関が認定した認証機関が審査を行い、認証を出す仕組みになっています。

書くときは、次のことを確かめます。

  • 規格の名前と版:どの規格の認証か
  • 認証の範囲:どの事業所の、どの製品や工程が対象か(会社全体ではなく、一部の工場や工程だけが対象のこともあります)
  • 認証機関の名前と登録番号
  • 最初に取った年と、今も有効であること

認証の範囲に入っていない工場や製品まで「ISO取得済み」と読めるような書き方は避けます。認証機関のマークや認定のマークを使う場合は、使い方に決まりがあるので、使う前に認証機関に確かめましょう。認証の仕組みや更新の決まりは変わることもあるため、制度の説明を書くときは、認証機関や認定機関の公式の案内で確かめてから書くのが確実です。食品の工場で、食品の安全に関する認証や、自治体の制度を利用している場合も、同じように範囲と名前を正確に書きます。

採用ページで工場勤務の求職者が知りたいこと

工場で働きたい人は、求人サイトやハローワークで求人を見つけたあと、会社のホームページで「本当に働けそうか」を確かめます。工場の仕事は外から見えにくいので、求人票だけでは不安が残りやすいのです。

知りたいこと書き方の例
どんな仕事をするのか担当する工程、扱う物の大きさや重さ、立ち仕事か座り仕事か
一日の流れ出勤から朝礼、休憩、片付け、退勤までを時間ごとに
勤務の形日勤だけか交替制か、残業の多さの目安、休日の数と取り方
給与経験ごとの例、手当、昇給や賞与の考え方
働く場所の様子作業場の明るさや温度の対策、休憩室、更衣室、駐車場
安全の取り組み安全装備の支給、安全の教育、危ない作業への対策
未経験からの育て方最初の1か月、3か月、1年でできるようになること、教える人
資格の支え仕事に必要な資格や講習の費用の補助

工場の仕事には「暑い」「汚れる」「きつい」という印象を持っている人もいます。隠さずに、そのうえで会社として何をしているかを書くほうが、入社してからの「思っていたのと違う」を防げます。たとえば「夏は作業場が暑くなるため、スポットクーラーと休憩の回数で対策しています」のように書くと、正直さと気づかいの両方が伝わります。

家族が見ることも意識しましょう。とくに若い人の応募では、保護者が会社のホームページを見て安心できるかどうかが、決め手になることがあります。会社の歩み、働く人の年齢の幅、長く勤めている人の声があると、安心につながります。

求人の条件をホームページに書くときは、求人票と中身をそろえておきます。厚生労働省の案内によると、2024年4月から、求人の際に明示する労働条件として、就業場所と従事すべき業務の「変更の範囲」などが加わりました。求人票を変えたときは、ホームページも一緒に直す習慣をつけましょう。採用ページの作り方は、採用ページで応募が増える書き方でくわしく紹介しています。

無料相談業種に合ったホームページを作りたい方へ

業種ごとに、取引先や求職者が見るところは違います。現場の話が通じる担当が、構成から一緒に考えます。

工場見学の案内

工場見学を受け入れている、または受け入れたい場合は、案内のページを用意しておくと、取引先にも、学校にも、求職者にも役立ちます。実際に見てもらうことは、写真や文章よりも強い安心材料になります。

  • 誰に向けた見学か:取引先・検討中の会社、学校の授業や職場体験、採用を考えている人など
  • 受け入れる日と時間、人数:平日のみ、1回〇名までなど
  • 見学の流れと時間:会社の説明、工場の中、質疑応答など
  • 守ってほしいこと:撮影の可否、服装や靴、安全装備の貸し出し、立ち入れない場所
  • 申し込みの方法:希望日、人数、目的を聞くフォーム

取引先の製品を作っている場所や、秘密を守る必要がある場所は、見学の順路から外しておくことを、ページにも書いておくと親切です。撮影についての決まりも、前もって伝えておきましょう。見学のあとに、お知らせのページで「〇〇高校の皆さんが見学に来られました」と紹介すると、地域とのつながりや、受け入れの実績として伝わります(写真を載せる場合は、学校や本人の了解を得てからにします)。

BtoBの問い合わせの入口

取引先の担当者は、問い合わせの前に、社内で比べたり、上の人に相談したりしています。問い合わせのハードルを下げ、必要な情報を一度に受け取れる入口を作りましょう。

入口は目的ごとに分ける

「取引・見積りのご相談」「採用の応募・質問」「その他のお問い合わせ」のように、入口を分けておくと、受け取る側も振り分けやすくなります。同じフォームにまとめると、取引の相談に採用の質問が混ざり、返事が遅れる原因になります。

取引の相談のフォームに用意したい項目

必ず聞きたいこと分かれば書いてほしいこと
会社名、部署、担当者の名前、連絡先材料、大きさ、数量の目安
相談の内容(見積り、試作、技術の相談など)希望の納期
図面があるかどうか求める仕上がりや精度の目安
返事の方法(メールか電話か)今困っていること

図面のファイルを添付できるようにしておくと便利ですが、図面は取引先にとって大切な情報です。「図面は秘密を守る約束を交わしてから受け取ることもできます」と書いておくと、相手も安心して相談できます。返事までの目安(「2営業日以内にご連絡します」など)も書いておきましょう。

電話番号も、フォームと並べて載せておきます。急ぎの相談や、まず話を聞きたい人は、電話を選ぶことが多いためです。フォームの作り方は、問い合わせフォームの項目は何を聞く?でも紹介しています。

更新の続け方

工場のホームページは、作ったあとに更新が止まりやすいものです。お知らせの最後が何年も前だと、「今も営業しているのか」と不安にさせてしまいます。無理なく続けるために、更新することを決めておきましょう。

更新すること目安
休業日のお知らせ長期休暇の前に
新しい事例月に1件ほど
設備の入れ替え・導入そのたびに
認証の更新や範囲の変更そのたびに
採用の条件求人票を変えたときに
展示会への出展、工場見学の受け入れそのたびに

更新の担当を一人に決め、現場の人から「こんな仕事があった」「設備が入った」と伝えてもらう流れを作ると続きやすくなります。写真は、ふだんの仕事の中で撮りためておくと、いざ載せるときに困りません。社内で更新するのが難しい場合は、制作会社に更新を任せる方法もあります。

ホームページのほか、Googleマップに表示される会社の情報(Googleビジネスプロフィール)も整えておくと、地域で探している人や、近くの工場を探している取引先に見つけてもらいやすくなります。新しい取引先を増やす方法を、展示会やマッチングサイトなども含めて考えたい場合は、製造業の集客方法で比べています。海外の取引先や、外国籍の働く人に向けて情報を出したい場合は、英語のホームページは製造業に必要?英語版の作り方と多言語化の注意点の記事も参考にしてください。

作り方の選択肢と費用の考え方

工場のホームページの作り方は、大きく分けて次の3つです。

作り方向いている会社気をつけたいこと
自分たちで作る(ホームページ作成サービスなど)まず会社の基本情報だけを出したい、社内に作業できる人がいる写真と文章の用意、設計、更新まで社内の時間がかかる
月額制のサービスを使う最初の費用をおさえたい契約の期間、やめたときにサイトやドメインがどうなるか
制作会社に頼む取引先や求職者に向けて、構成から整えたい費用、ドメインとサーバーの名義、公開後の更新の頼み方

費用は、ページ数、写真の撮影を頼むかどうか、文章を誰が書くか、採用のページや英語のページを作るかどうかで大きく変わります。相場は会社によって幅があるので、何ページで、何を含めた見積りなのかを比べることが大切です。見積りの見方は、ホームページ制作の費用は何で決まる?でも紹介しています。

参考までに、マツケンスタジオの料金は、1ページ(LP)が15万円から、2〜5ページが30万円から、6〜20ページが60万円から、21ページ以上はお見積りです。期間は、LPで数週間から1か月ほど、会社のホームページで1〜3か月ほどが目安です。ドメインとサーバーはお客様の名義のまま作り、最初の相談から公開後まで同じ担当が対応します。公開後の更新や改善も続けられ、社内での更新が難しい場合は、月額のサポートで代わりに更新することもできます。Googleマップの登録や整備からお手伝いすることもできます。製造業向けの内容は、製造業のホームページ制作のページで紹介しています。

どの作り方を選ぶ場合でも、ドメインとサーバーが自社の名義になっているかは必ず確かめておきましょう。名義が制作会社や個人のままだと、頼む先を変えたいときや、担当者がいなくなったときに困ることがあります。

工場のホームページでよくある失敗

  • 何ができる工場か分からない:あいさつや理念ばかりで、できる加工や対応できる範囲が書かれていない。
  • 写真が少ない、暗い:設備の名前の一覧だけで、作業場や働く人の写真がない。
  • 取引先の情報が写り込んでいる:図面や取引先の名前が入った箱が、写真の端に写っている。
  • 安全装備のない写真:決まりどおりの装備を着けていない作業の写真が載っている。
  • 認証の範囲があいまい:一部の工場だけの認証なのに、会社全体の認証のように読める。
  • 採用の情報が古い:求人票と条件が違う、募集が終わった職種が載ったまま。
  • 問い合わせの入口が一つだけ:取引の相談と採用の応募が混ざり、返事が遅れる。
  • スマホで見にくい:表や写真がはみ出して、外出先の担当者や求職者が読めない。
  • お知らせが何年も止まっている:今も営業しているのか不安にさせてしまう。

どれも、作る前に「誰が、何を確かめに来るか」を決め、公開の前に一度、取引先や求職者の目線で全体を見直すことで防げます。

まとめ

工場のホームページは、取引先、求職者、地域の人、金融機関など、さまざまな人が見に来ます。まず今いちばん大事な目的を決め、トップページの最初の画面で「何ができる工場か」と「次に進む入口」を伝えましょう。

ページは、事業・技術、設備、事例、会社概要、問い合わせから始め、品質・認証、採用、工場見学を少しずつ加えていけば十分です。写真は安全と取引先の秘密を最優先に撮り、認証は範囲を正確に書きます。採用ページでは、一日の流れや働く場所の様子を、正直に、具体的に伝えます。そして、公開したあとも少しずつ更新を続けることが、取引先にも求職者にも信頼される工場のホームページにつながります。

よくある質問

Q
小さな町工場でも、ホームページは必要ですか?

新しい取引先や働く人を探すとき、相手はまず会社の名前を検索します。そこで何ができる工場なのかが分かれば、話が前に進みやすくなります。最初は、事業・技術、設備、事例、会社概要、問い合わせの数ページから始めても十分です。

Q
取引先の名前や製品を出せません。事例はどう書けばいいですか?

業種や部品の種類、材料、大きさ、数量、相談の内容と応えた方法を、取引先の名前を出さずに書く方法があります。写真は、自社で作った見本や、掲載の許可を得たものだけを使います。くわしくは設備一覧と加工事例の書き方の記事で紹介しています。

Q
工場の中の写真を撮るとき、気をつけることは何ですか?

作業の安全を最優先にし、撮影の日時と場所を現場の責任者と決めておきます。写る人にはふだんの決まりどおりの安全装備を着けてもらい、取引先の図面や製品、名前の入った箱やラベルが写らないように片付けてから撮ります。

Q
ISOの認証を持っていません。品質のページは作れますか?

作れます。検査の流れ、使っている測定の設備、記録の残し方、不具合が起きたときの対応など、ふだんの取り組みを具体的に書けば、品質を大切にしていることは伝わります。

Q
採用ページは、求人サイトに載せていれば不要ですか?

求人サイトで見つけた人も、応募の前に会社のホームページを確かめることがよくあります。一日の流れ、働く場所の様子、安全の取り組み、先輩の声など、求人票では伝えきれないことを載せておくと、安心して応募してもらえます。

Q
制作を頼む前に、社内で用意しておくとよいものは何ですか?

今いちばん大事な目的、できる加工や対応できる範囲のメモ、主な設備の一覧、出せる事例、会社概要、ふだん撮りためた写真があると、打ち合わせが進めやすくなります。ドメインやサーバーの契約がすでにある場合は、その名義も確かめておきましょう。

松
マツケンスタジオ 責任者

デジタルマーケティングの仕事を10年以上。上場企業での勤務や、1,000万人以上が使うサービスのマーケティングを経験し、マーケターとして企業のオウンドメディアを50万PVまで育て、数百社の集客を支援してきました。家業である松本研磨工業のホームページを作り直し、リニューアルから1か月で有効なお問い合わせを3倍にしています。

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「何から始めればいいか分からない」という段階でも大丈夫です。町工場発のマツケンスタジオが、ドメインの取得から公開後の更新まで、まるごとお手伝いします。いまは毎月3社まで、特別な価格で制作する「事例づくりモニター」も受け付けています。

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